こんにちは50代後半女子ビジネストラベラーみかんです。
あなたは春から初夏にかけての札幌に行ったことがありますか?
私はたまたまプライベートで行ったのですが、その時によくわからないふわふわに出会いました。
季節がら雪ではない。
まさか虫?
でもよくよく見ると動いているような様子はない。
ただふわふわと空中に舞っていたり、道路にたまっていたり
これも北海道・札幌名物みたいですよ。
そちらについてをお伝えします。
白いふわふわの正体
実はこの白いふわふわの正体は「ポプラの綿毛」。
ポプラは春に花を咲かせた後、5月末から6月にかけて果実が熟し、中から種子を包んだ綿毛が現れるそう。
風に乗って遠くまで運ばれるこの綿毛は、簡単に言えばポプラの種。
それが大量に空中を舞っていたのです。
札幌市内では、北海道大学のポプラ並木や北海道庁旧本庁舎、北海道立近代美術館周辺などが、特に綿毛が多く見られるスポットとして有名だそう。
なぜこんなにたくさん?
北海道大学のポプラ並木は約80メートルにわたり続き、札幌のシンボルにもなっています。
北大のポプラ並木を見に行った方も多いのではないでしょうか?
ポプラは成長が早く、明治時代から北海道の緑化や防風林として植えられ、
特に札幌市内では、公園や公共施設、大学キャンパスなどに多く植えられました。
そのため、6月初めになると市内でたくさんの綿毛が舞う光景が見られるのです。
ちなみに、ポプラには雄株と雌株があり、綿毛ができるのは雌株だけ。
街路樹として植えられている多くは雄株ですが、観光名所や公園には雌株も多く見られるそうですよ。
綿毛は花粉?アレルギーは大丈夫?
「この白い綿毛、花粉症の原因になるんじゃないの?」と、ちょっと心配になるかもしれません。
調べたところ、ポプラの綿毛は「種子」を包んでいるもので、花粉そのものではないそうです。
なので、綿毛自体がアレルギー反応を起こすことはほとんどないとのこと。
でも綿毛が空中を舞うことで、他の植物の花粉やホコリなどを運ぶ場合があり、
それによってアレルギー症状が出ることもあるとか。
花粉症の方は念のためマスクを着用する、花粉症用の薬を持参するなどの対策をした方が安心のようです。

まとめ
まとめます。
白いふわふわはポプラの綿毛
アレルギーの心配はないが、花粉の対策をした方が安心
札幌の6月の新名物⁉
以上になります。
札幌=雪祭りとか冬のイメージの強い札幌。
でも初夏は初夏で緑が美しく、思わぬ光景に出会ったりします。
6月のはじめに札幌に行ったら、
「白い綿毛が飛んでいないか?」「道路の端っこに綿みたいなものが溜まっていないか?」を
ぜひ見ていただければと思います。
札幌のイメージが変わりますよ!
それでは今日も良い旅を!